Premiere Pro 25.5、90以上の新エフェクトとGPU最適化で大幅進化

Adobeは、動画編集ソフト「Premiere Pro 25.5」に、90種類以上の新しいエフェクト、トランジション、アニメーションを追加すると発表しました。これらの新機能は、買収したFilm Impact社の高品質なライブラリを統合したもので、追加費用なしで利用できます。

主なアップデート内容

・豊富な新機能
映画のようなエフェクトや魅力的なテキストアニメーション、新しい万華鏡や手ぶれ効果など、90種類以上の新ツールが追加されました。これらはGPUで高速処理されるため、リアルタイムでのプレビューが可能です。

・タイムラインの改善
オーディオ波形のリアルタイム表示や複数のフェード同時調整、そして再生開始までの待ち時間の短縮など、編集作業の効率が大幅に向上しました。

・よりスムーズなパフォーマンス
NVIDIA Blackwell GPU、Canon Cinema RAW Light、ARRIRAW HDEなどのハードウェアアクセラレーションが強化され、高画質フォーマットの再生と書き出しがよりスムーズになりました。

・ユーザーフィードバックの反映
デフォルトフォントの設定や、キーボードショートカットの追加、16ビットPNGファイルの読み込みサポートなど、ユーザーからの要望に応える多数の改善が施されています。

また、関連ソフトの Adobe After Effects 25.5 にも、複数のキーフレームやレイヤーを簡単にずらして配置できる「クイックオフセット」機能など、作業効率を高める新機能が追加されました。