ダークパターンは法律とテクノロジーの関わり方を変えるか? | アドビUX道場

アドビ株式会社が、「ダークパターンは法律とテクノロジーの関わり方を変えるか? | アドビUX道場」を公開しています。

ダークパターンは、故意あるいは意図せずにユーザーをだまして決断や選択をさせるデジタルデザインのパターンです。情報をあいまいにするのもダークパターンの一種です。たとえば、キャンセルするボタンをクリックすると、少し表現が違うだけのページで再びキャンセルを求めたり、もしくは、SNSアカウント設定の奥深くにセキュリティ関連の機能を配置し、すぐに見つけられないようにするのもそうです。

法律の世界において、テクノロジーが社会に悪い影響を与える可能性は理解されています。一方、デザインがそうした技術の中で持つ役割はしばしば見逃されています。それが、ダークパターンへの注目が重要である理由です。ダークパターンはテクノロジーを利用するユーザーを騙すことができます。

EUにおいては、ダークパターンがある種の脅威として扱われています。何らかのあつれきを起こし、選択肢を隠すことで、ユーザーの主体性やプライバシーの権利に影響するものという認識です。すなわち、EUでは政治家がデザインの重要性を理解しているのです。

デザイナーとして理解すべき重要な点は、私たちの仕事が大きな影響を持つことです。それはテクノロジーと同じくらい大きな害になる可能性があります。

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